バサラとキオのVR演出論③ 「男子生徒は僕1人だけ!?修学旅行中にヤリマンJ●と強制ハーレム王様ゲーム」の考察だよ
- 2020/05/14
- 03:50
バサラ:俺はVRバサラだ。
キオ:ボクはアシスタントのキオだよ。
バサラ:今回はVRの演出について考えるシリーズ第3回。完結編だ。
キオ:第1回、第2回はこちらです。
バサラとキオのVR演出論①。の巻
バサラとキオのVR演出論② 七瀬ひな「VRドラマ 先に僕が好きだったんだから… 完全版」の考察だよ
バサラ:前回は「リアルでもあり得るシチュエーションなのに、違和感を禁じ得ない作品」について語ってみた。VRは異世界へのトリップ装置。その世界の住人の言動に共感できなければ、せっかくのエロさが損なわれてしまうんだ。
キオ:今回は「決してあり得ないシチュエーションなのに、めちゃくちゃ世界にはまり込める作品」についてです。
男子生徒は僕1人だけ!?修学旅行中にヤリマンJ●と強制ハーレム王様ゲーム
修学旅行でヤリマン女子たちの班に混ぜられてしまったボク。しかも男子生徒はボク1人だけ!?ホテルの女子部屋で、先生に内緒で飲み会。ハメを外し酔っ払うボクら。そして気分が高まり、強制的に王様ゲームを始めることに。「王様だーれだ!王様の命令は絶対!」隣同士でキス?隣同士でパンツ交換?15秒王様にお尻の穴見せ?15秒おっぱい揉み…どんどん過激になる王様ゲームでまさかの大乱交Hなヤリマンに囲まれて精子が尽きるまでハメっぱなし「ちゃんと全員に中出ししてね」みんなから中出しをせまがれチ●コが乾くヒマなし!
キオ:SODから、2020年5月配信の作品です。
バサラ:監督は、矢澤レシーブ監督。修学旅行で女ばかりの部屋に男一人で上がり込み、酒を飲んで王様ゲームをした挙げ句、女教師もまざっての大ハーレム!普通に考えてアリエナイだろ?
キオ:うん。アリエナイ!
バサラ:にもかかわらず、この世界ならアリだと思えてしまう不思議!これぞ演出の妙!
アリエナイ世界のはずだよね?
バサラ:修学旅行の夜に女部屋で女子と遊ぶというのは、男なら誰でも夢見るシチュエーションだ。
キオ:実際は先生ががっちり目を光らせてるからムリだけどねー。
バサラ:修学旅行モノのVRはいくつかあるが、その最大の障壁に説得力を持たせている作品は少ないと思う。
キオ:冒頭、テロップが出ます。「オレは偏差値が低い高校に通っている。勉強はできない分、生徒はみんなヤリマン、ヤリチンばかりで……そして、今日は、そんな学校の修学旅行 最終日……オレは、女友達(セフレ?)の部屋に遊びに来ている。」
バサラ:という学校ならば仕方がない!
キオ:いやいやいや!って思ったけど、登場人物が先生も含めてみんなイケイケ。すぐに、これでいいんだって思わされちゃうってゆー。
バサラ:テロップの説明はこれだけなんだよ。あとは登場人物の言動で、このおバカ高校の世界観を補強していくんだ。
キオ:普通は学校でタバコ吸ったリするのおかしいけど、ヤンキーマンガならそんなもんかって思っちゃうのと同じかな。
バサラ:この作品は女優名を明記していない。作品を視たことがない女優さんもいるから、もし間違っていたらご指摘をお願いしたい。さて、ホテルの部屋で俺にもたれかかっているのは、美甘りかちゃん。
キオ:主人公のことが大好きで、抱きついたりキスしたりして甘えてます。
バサラ:りかちゃんは俺にぞっこん。かわいくて甘えん坊で、頭のゆるーいJKにちゃんと見える!
キオ:そこに女の子が入ってきます。「おい、ミアマ。なにやってんだよ!抜け駆けか?」
バサラ:栄川乃亜ちゃんと若槻さくらちゃんだ。
キオ:ここから会話だけで人間関係がわかってくるんだよね。
バサラ:乃亜ちゃんとさくらちゃんが「もうしたんでしょ」とりかちゃんに詰め寄る。乃亜ちゃんがグループのボスでさくらちゃんが相棒。りかちゃんはいじられキャラって感じだな。
キオ:普通だったら部屋に上がり込んでる男に文句言うと思うんだけど、りかちゃんに言うの。そこがオモシロいし、主人公がみんなから好かれてるのがわかるね。
バサラ:罰として乃亜ちゃんの足のマッサージをさせられる。足というか、フトモモというか、お尻というか。うほほっ!
キオ:「触り方、エロくない?てゆーか、この前ね。セックスしたときにバックでやってるとき、めっちゃ突かれて気持ちよかったんだよねー」
バサラ:んーー。え?
キオ:「へぇー、いいなあー」ってさくらちゃんもりかちゃんも感心してるけど、乃亜ちゃんともエッチしたってこと!?
バサラ:みんなヤリマン!俺もヤリチン!
キオ:これ、異常?正常?でも、そんな感じの世界なんです!
キャラが立ってます!
キオ:この高校なら男子が女子の部屋にもぐりこんでイチャイチャしててもアリなのかなあって思っちゃう。
バサラ:ホテルから脱走されたら教師もめんどくさいだろうしな。中にいる分には目を瞑ってやるってところかな。
キオ:コンビニで買ってきたビールで乾杯するんだけど、これが瓶ビールなんだよ。イカツイなあ!
バサラ:制服のJKに酒を売る店も店だが、隠蔽しやすい缶ではなく瓶!サワー系ではなくビール!だが、このイケイケの世界ではアリだ!
キオ:ぶっとんでるけど、ところどころリアルなんだよ。王様ゲームをすることになって、割り箸を探すとこから始まるの。
バサラ:前回の作品も王様ゲームがあったが、番号を書いた割り箸がすっと出てきたんだよ。準備が良すぎだろ!と思ったんだ。だがこの作品では、ああだこうだ言いながら割り箸に番号を書く。
キオ:棒を入れる器がないからって、りかちゃんに新品のじゃがりこを全部食べさせるの。ここ笑っちゃった!
バサラ:俺も食うのを手伝う。少し食ったらカットが入るのかと思ったら、完食するまでカメラ回しっぱなし!
キオ:途中で乃亜ちゃんに「山本」って子から電話がかかってきます。カッコイイお兄さんと一緒にいるから、戻るの遅れるんだって。
バサラ:これが伏線。王様ゲームで盛り上がってきたところに、山本蓮加ちゃんが帰ってくる。あろうことか、とんでもない人を連れてくるんだ!
キオ:先生じゃん!
バサラ:神咲まい先生だ。
キオ:やばっ!ビール置いてあるし、男子連れ込んでるし!
バサラ:視聴者もドキッとしたに違いない。なにしろ修学旅行の最大の敵は、見回りの教師だからな。ところが、まい先生は非常に話がわかる人なのだ。一緒にビールを飲み、王様ゲームにまで参加する!
キオ:実はこの高校の卒業生で、昔はバイク乗り回してたんだって!
バサラ:やんちゃだったんだな。教師になれたくらいだから頭も良かったんだろう。絶対、ボス格だな。
キオ:蓮加ちゃん、単独行動でふらふら男の人についていこうとして、まい先生に連れ戻されたんじゃないかなあ?
バサラ:ありうるな。さて、これでスターはそろった。「ルパン三世 カリオストロの城」で例えてみよう。
キオ:なんで!?
バサラ:リーダーの栄川乃亜ちゃんは、もちろんルパン。相棒の若槻さくらちゃんが次元。一匹狼的な山本蓮加ちゃんが五右衛門だな。神咲まい先生は、天敵のはずなのに共闘する銭形警部ってところか。
キオ:じゃあ、美甘りかちゃんが不二子ちゃん?
バサラ:いや。劇中大活躍だが、雑に酷使され続けるフィアット500だな。
キオ:クルマじゃん!
バサラ:このフィアット……じゃなかったりかちゃんが、いいようにこき使われるんだな。人数が増えてベッドが狭いからと、隣のベッドをうんうん押してくっつけさせられる。
キオ:普通、カメラ止めてADさんがやる仕事じゃん!
バサラ:そんな人間関係がオモシロい。ちなみに俺は、さしずめヒロインの公女クラリスだな。
キオ:なんで!?
バサラ:みんな俺のコトが大好きで、ラストは俺のティンポの奪い合い!なんという嬉しい設定!
キオ:はぁ……。まあ、それくらいみんなのキャラが立ってるってことね?
バサラ:キャラが立つと言えば、戦隊ものの追加メンバーはだいたいキャラが濃い。後から来たまい先生がすげーんだ。王様ゲームではみんなが照れ照れしながらキスをする中、1人だけベロベロチュパチュパ音を出す!胸をもまれたら、激しい喘ぎ声を出してみせる!オトナの余裕と下品さを遺憾なく発揮するんだ。
キオ:この先生ヒドいんだよ!途中で男の先生に踏み込まれたじゃん。
バサラ:ガサ入れに来たのはまい先生も恐れるというカタブツの教頭かな?ちゃんとスリル要素を入れるのも忘れない。いいぜ、いいぜ!
キオ:まい先生、さくらちゃんの体調が悪いから見てたってウソつくんだよ。そのまま、保健室に売り飛ばすの!かわいそー!
バサラ:一難去って、さくらちゃん抜きでしれっとゲームを続行するという鬼っぷり!これぞおバカ高校の真骨頂だぜ!
エッチもすごいんです!
バサラ:王様ゲームと言えば、徐々に徐々にエロい気分を高めて最後に大乱交がセオリーだ。だが、ここにいる女はセックスが大好きなヤリマンぞろい。序盤から過激な指令がぼんぼん出てくる。
キオ:どんな命令かはお楽しみ!紹介文に書いてあるのは言っていいかな?例えば「隣同士でキス」「隣同士でパンツ交換」「15秒王様にお尻の穴見せ」「15秒おっぱい揉み」などなどです。
バサラ:このアナル見せがすげえ!上下二段、二列に並んだ4人の女を視点移動と超接写でガン見する。それどころか、マ○コに指を突っ込んでイカせてまわる!
キオ:どんどん過激になっちゃって、主人公は王様の割り箸押しつけられます。
バサラ:つまり、永久に俺が王様!怒濤のハーレムの始まりだ!
キオ:もはや王様ゲームじゃないし!
バサラ:ハーレムというと、俺が仰向けになって女が群がってくるのが一般的。
キオ:主人公、上半身起こしたままなんだね?
バサラ:女は俺を全身リップ。俺は自由な両手で女を責めまくる。おそらく俺はイケメンヤンキー!みんなが俺のティンポを舐めたくて挿れたくてたまらない!
キオ:騎乗位もカラダを起こし気味なんだよね。女の子達が順番に主人公に跨り出すんだけど、なかなか交代してあげないの!
バサラ:俺のことが大好きなりかちゃん。一緒に寝たこともある暴君乃亜ちゃん。若い男に飢えていたフェロモン全開のまい先生。クールに見えてしっかり乱れる蓮加ちゃん。もう中出し祭り!
キオ:主人公、絶倫じゃん!あと、正常位がすっごいの!上半身しか見えない覆い被さり正常位で、みんなの顔がすぐ近くに見えるんだよ!
バサラ:この作品、アングルが非常にチャレンジングなんだ。王様ゲーム中からがっつりカメラを傾ける。接写も多い。女の子の顔が近い。密着感あるハーレムにこだわったのではなかろうか!
キオ:ほかのレビューだと、そこをマイナスにしてる人もいるみたいだけどね。
バサラ:いや、俺はいいと思う!チャレンジする気持ちがいいし、プレイに参加できず余っている女優さんも至近距離。ハーレムものは女優さんのコンビネーションが大事というのが定説だが、この子たちにそんな意識はない。
キオ:早く交代しろとか、私の方が気持ちいいでしょとか、ずっとぎゃーぎゃー騒いでるの!
バサラ:俺、古いタイプの男だからさ。かわいくて清純で恥ずかしがり屋の女子が好みなわけよ。
キオ:で?
バサラ:宗旨替えした!ヤリマン肉食サファリパーク最高じゃねーか!
まとめます……まとめられます?
バサラ:ほかのレビューを見ると「ともすればだれそうな雰囲気を乃亜ちゃんが仕切ってまとめている」といったコメントが見受けられる。
キオ:確かに乃亜ちゃんの仕切りは上手かったね。
バサラ:不思議な沈黙とか、目線が泳ぐ場面が時々あるんだ。なぜだかわかるか?
キオ:カンペ見てるんでしょ?
バサラ:おそらくそう。一般的にはマイナスとされることだが、今回は「VR演出論」。つまり、この楽しくてドエロくて自由奔放なオモシロ空間は、全て作り手の意図によって出来上がっているということなんだ!
キオ:そっか。ヘンな間があったのは、指示を受けてるときなんだ。
バサラ:加えて、女優さんたちが自分のキャラ設定をしっかりと理解して、いかにも言いそう、いかにもやりそうなことを演じているんだぜ!
キオ:それは思う!乃亜ちゃんの作品いくつか見たけど、こんなキャラの乃亜ちゃん見るの初めてだもん!
バサラ:まとめよう。この作品の良いところはこんな感じだ。
・最低限の説明にもかかわらず、女優さんの自然な演技でその世界に入り込める。
・女優さんがそれぞれのキャラを理解し、いかにもありそうな言動をしている。
・「修学旅行」「王様ゲーム」という既存のフォーマットを使いながら、新しい世界を作っている。
・接写やプレイ内容など、視聴者の願望を先読みして期待に応える演出。
・女教師の登場、男性教師のガサ入れなど、視聴者をドキリとさせる仕掛けがある。
・チャレンジングなカメラアングル(俺は好き!)
バサラ:つまり、作り手の工夫がひしひしと感じられる!
キオ:うん。わかります。
バサラ:忙しさに追われつつも、日々新しい興奮を生み出そうとするクリエイターの努力。それが売り上げや評価として報われる場合もあるし、そうでない場合もあるだろう。意欲的に挑戦した自信作が、正統な評価を得られないことはままあることだ。
キオ:そうなの?
バサラ:まさに「カリオストロの城」がそう。今や誰もが認める名作だが、公開時は評価が高くなかったんだ。
キオ:へー。バサラDVD持ってる?見てみようかな。
バサラ:俺が好きなのは、ゴーグルの中の世界に気持ちよくまるっとトリップできる作品。そのためには女優さんの魅力が溢れ出ていることが必要。それはやはり、作り手の意図や脚本、演出、現場の雰囲気が大事なのかなあと思う。
キオ:語るねー。
バサラ:だが、これはあくまでいちVRファンの無責任な戯れ言。例えば、俺がいろんな作品に取入れられたらいいのにと思ったクンニのピチャピチャ音。それが苦手だという人もいるんだ。いろんな嗜好、いろんなこだわりがあるユーザー相手に、現状に甘んじず新しい興奮を生み出そうと日々戦っている全てのクリエイターに、心から謝意を送りたい!
キオ:だね!ホントにそう思います!でもさ。
バサラ:なんだ?
キオ:今回絶賛だったけど、不満な点はなかったの?
バサラ:あるよ?
キオ:あるの?
バサラ:なんで若槻さくらちゃん、戻ってこなかったんじゃあ!絶対さくらちゃんともセックスできると思っていたのに!
キオ:これも視聴者の意表をつく仕掛けだね!
バサラ:わざとだろ!絶対、わざとだ!そこは期待に応えてくれてよかったんだってばよおーー!!
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【4KHQ】男子生徒は僕1人だけ!?修学旅行中にヤリマンJ●と強制ハーレム王様ゲーム
キオ:ボクはアシスタントのキオだよ。
バサラ:今回はVRの演出について考えるシリーズ第3回。完結編だ。
キオ:第1回、第2回はこちらです。
バサラとキオのVR演出論①。の巻
バサラとキオのVR演出論② 七瀬ひな「VRドラマ 先に僕が好きだったんだから… 完全版」の考察だよ
バサラ:前回は「リアルでもあり得るシチュエーションなのに、違和感を禁じ得ない作品」について語ってみた。VRは異世界へのトリップ装置。その世界の住人の言動に共感できなければ、せっかくのエロさが損なわれてしまうんだ。
キオ:今回は「決してあり得ないシチュエーションなのに、めちゃくちゃ世界にはまり込める作品」についてです。
男子生徒は僕1人だけ!?修学旅行中にヤリマンJ●と強制ハーレム王様ゲーム
修学旅行でヤリマン女子たちの班に混ぜられてしまったボク。しかも男子生徒はボク1人だけ!?ホテルの女子部屋で、先生に内緒で飲み会。ハメを外し酔っ払うボクら。そして気分が高まり、強制的に王様ゲームを始めることに。「王様だーれだ!王様の命令は絶対!」隣同士でキス?隣同士でパンツ交換?15秒王様にお尻の穴見せ?15秒おっぱい揉み…どんどん過激になる王様ゲームでまさかの大乱交Hなヤリマンに囲まれて精子が尽きるまでハメっぱなし「ちゃんと全員に中出ししてね」みんなから中出しをせまがれチ●コが乾くヒマなし!
キオ:SODから、2020年5月配信の作品です。
バサラ:監督は、矢澤レシーブ監督。修学旅行で女ばかりの部屋に男一人で上がり込み、酒を飲んで王様ゲームをした挙げ句、女教師もまざっての大ハーレム!普通に考えてアリエナイだろ?
キオ:うん。アリエナイ!
バサラ:にもかかわらず、この世界ならアリだと思えてしまう不思議!これぞ演出の妙!
アリエナイ世界のはずだよね?
バサラ:修学旅行の夜に女部屋で女子と遊ぶというのは、男なら誰でも夢見るシチュエーションだ。
キオ:実際は先生ががっちり目を光らせてるからムリだけどねー。
バサラ:修学旅行モノのVRはいくつかあるが、その最大の障壁に説得力を持たせている作品は少ないと思う。
キオ:冒頭、テロップが出ます。「オレは偏差値が低い高校に通っている。勉強はできない分、生徒はみんなヤリマン、ヤリチンばかりで……そして、今日は、そんな学校の修学旅行 最終日……オレは、女友達(セフレ?)の部屋に遊びに来ている。」
バサラ:という学校ならば仕方がない!
キオ:いやいやいや!って思ったけど、登場人物が先生も含めてみんなイケイケ。すぐに、これでいいんだって思わされちゃうってゆー。
バサラ:テロップの説明はこれだけなんだよ。あとは登場人物の言動で、このおバカ高校の世界観を補強していくんだ。
キオ:普通は学校でタバコ吸ったリするのおかしいけど、ヤンキーマンガならそんなもんかって思っちゃうのと同じかな。
バサラ:この作品は女優名を明記していない。作品を視たことがない女優さんもいるから、もし間違っていたらご指摘をお願いしたい。さて、ホテルの部屋で俺にもたれかかっているのは、美甘りかちゃん。
キオ:主人公のことが大好きで、抱きついたりキスしたりして甘えてます。
バサラ:りかちゃんは俺にぞっこん。かわいくて甘えん坊で、頭のゆるーいJKにちゃんと見える!
キオ:そこに女の子が入ってきます。「おい、ミアマ。なにやってんだよ!抜け駆けか?」
バサラ:栄川乃亜ちゃんと若槻さくらちゃんだ。
キオ:ここから会話だけで人間関係がわかってくるんだよね。
バサラ:乃亜ちゃんとさくらちゃんが「もうしたんでしょ」とりかちゃんに詰め寄る。乃亜ちゃんがグループのボスでさくらちゃんが相棒。りかちゃんはいじられキャラって感じだな。
キオ:普通だったら部屋に上がり込んでる男に文句言うと思うんだけど、りかちゃんに言うの。そこがオモシロいし、主人公がみんなから好かれてるのがわかるね。
バサラ:罰として乃亜ちゃんの足のマッサージをさせられる。足というか、フトモモというか、お尻というか。うほほっ!
キオ:「触り方、エロくない?てゆーか、この前ね。セックスしたときにバックでやってるとき、めっちゃ突かれて気持ちよかったんだよねー」
バサラ:んーー。え?
キオ:「へぇー、いいなあー」ってさくらちゃんもりかちゃんも感心してるけど、乃亜ちゃんともエッチしたってこと!?
バサラ:みんなヤリマン!俺もヤリチン!
キオ:これ、異常?正常?でも、そんな感じの世界なんです!
キャラが立ってます!
キオ:この高校なら男子が女子の部屋にもぐりこんでイチャイチャしててもアリなのかなあって思っちゃう。
バサラ:ホテルから脱走されたら教師もめんどくさいだろうしな。中にいる分には目を瞑ってやるってところかな。
キオ:コンビニで買ってきたビールで乾杯するんだけど、これが瓶ビールなんだよ。イカツイなあ!
バサラ:制服のJKに酒を売る店も店だが、隠蔽しやすい缶ではなく瓶!サワー系ではなくビール!だが、このイケイケの世界ではアリだ!
キオ:ぶっとんでるけど、ところどころリアルなんだよ。王様ゲームをすることになって、割り箸を探すとこから始まるの。
バサラ:前回の作品も王様ゲームがあったが、番号を書いた割り箸がすっと出てきたんだよ。準備が良すぎだろ!と思ったんだ。だがこの作品では、ああだこうだ言いながら割り箸に番号を書く。
キオ:棒を入れる器がないからって、りかちゃんに新品のじゃがりこを全部食べさせるの。ここ笑っちゃった!
バサラ:俺も食うのを手伝う。少し食ったらカットが入るのかと思ったら、完食するまでカメラ回しっぱなし!
キオ:途中で乃亜ちゃんに「山本」って子から電話がかかってきます。カッコイイお兄さんと一緒にいるから、戻るの遅れるんだって。
バサラ:これが伏線。王様ゲームで盛り上がってきたところに、山本蓮加ちゃんが帰ってくる。あろうことか、とんでもない人を連れてくるんだ!
キオ:先生じゃん!
バサラ:神咲まい先生だ。
キオ:やばっ!ビール置いてあるし、男子連れ込んでるし!
バサラ:視聴者もドキッとしたに違いない。なにしろ修学旅行の最大の敵は、見回りの教師だからな。ところが、まい先生は非常に話がわかる人なのだ。一緒にビールを飲み、王様ゲームにまで参加する!
キオ:実はこの高校の卒業生で、昔はバイク乗り回してたんだって!
バサラ:やんちゃだったんだな。教師になれたくらいだから頭も良かったんだろう。絶対、ボス格だな。
キオ:蓮加ちゃん、単独行動でふらふら男の人についていこうとして、まい先生に連れ戻されたんじゃないかなあ?
バサラ:ありうるな。さて、これでスターはそろった。「ルパン三世 カリオストロの城」で例えてみよう。
キオ:なんで!?
バサラ:リーダーの栄川乃亜ちゃんは、もちろんルパン。相棒の若槻さくらちゃんが次元。一匹狼的な山本蓮加ちゃんが五右衛門だな。神咲まい先生は、天敵のはずなのに共闘する銭形警部ってところか。
キオ:じゃあ、美甘りかちゃんが不二子ちゃん?
バサラ:いや。劇中大活躍だが、雑に酷使され続けるフィアット500だな。
キオ:クルマじゃん!
バサラ:このフィアット……じゃなかったりかちゃんが、いいようにこき使われるんだな。人数が増えてベッドが狭いからと、隣のベッドをうんうん押してくっつけさせられる。
キオ:普通、カメラ止めてADさんがやる仕事じゃん!
バサラ:そんな人間関係がオモシロい。ちなみに俺は、さしずめヒロインの公女クラリスだな。
キオ:なんで!?
バサラ:みんな俺のコトが大好きで、ラストは俺のティンポの奪い合い!なんという嬉しい設定!
キオ:はぁ……。まあ、それくらいみんなのキャラが立ってるってことね?
バサラ:キャラが立つと言えば、戦隊ものの追加メンバーはだいたいキャラが濃い。後から来たまい先生がすげーんだ。王様ゲームではみんなが照れ照れしながらキスをする中、1人だけベロベロチュパチュパ音を出す!胸をもまれたら、激しい喘ぎ声を出してみせる!オトナの余裕と下品さを遺憾なく発揮するんだ。
キオ:この先生ヒドいんだよ!途中で男の先生に踏み込まれたじゃん。
バサラ:ガサ入れに来たのはまい先生も恐れるというカタブツの教頭かな?ちゃんとスリル要素を入れるのも忘れない。いいぜ、いいぜ!
キオ:まい先生、さくらちゃんの体調が悪いから見てたってウソつくんだよ。そのまま、保健室に売り飛ばすの!かわいそー!
バサラ:一難去って、さくらちゃん抜きでしれっとゲームを続行するという鬼っぷり!これぞおバカ高校の真骨頂だぜ!
エッチもすごいんです!
バサラ:王様ゲームと言えば、徐々に徐々にエロい気分を高めて最後に大乱交がセオリーだ。だが、ここにいる女はセックスが大好きなヤリマンぞろい。序盤から過激な指令がぼんぼん出てくる。
キオ:どんな命令かはお楽しみ!紹介文に書いてあるのは言っていいかな?例えば「隣同士でキス」「隣同士でパンツ交換」「15秒王様にお尻の穴見せ」「15秒おっぱい揉み」などなどです。
バサラ:このアナル見せがすげえ!上下二段、二列に並んだ4人の女を視点移動と超接写でガン見する。それどころか、マ○コに指を突っ込んでイカせてまわる!
キオ:どんどん過激になっちゃって、主人公は王様の割り箸押しつけられます。
バサラ:つまり、永久に俺が王様!怒濤のハーレムの始まりだ!
キオ:もはや王様ゲームじゃないし!
バサラ:ハーレムというと、俺が仰向けになって女が群がってくるのが一般的。
キオ:主人公、上半身起こしたままなんだね?
バサラ:女は俺を全身リップ。俺は自由な両手で女を責めまくる。おそらく俺はイケメンヤンキー!みんなが俺のティンポを舐めたくて挿れたくてたまらない!
キオ:騎乗位もカラダを起こし気味なんだよね。女の子達が順番に主人公に跨り出すんだけど、なかなか交代してあげないの!
バサラ:俺のことが大好きなりかちゃん。一緒に寝たこともある暴君乃亜ちゃん。若い男に飢えていたフェロモン全開のまい先生。クールに見えてしっかり乱れる蓮加ちゃん。もう中出し祭り!
キオ:主人公、絶倫じゃん!あと、正常位がすっごいの!上半身しか見えない覆い被さり正常位で、みんなの顔がすぐ近くに見えるんだよ!
バサラ:この作品、アングルが非常にチャレンジングなんだ。王様ゲーム中からがっつりカメラを傾ける。接写も多い。女の子の顔が近い。密着感あるハーレムにこだわったのではなかろうか!
キオ:ほかのレビューだと、そこをマイナスにしてる人もいるみたいだけどね。
バサラ:いや、俺はいいと思う!チャレンジする気持ちがいいし、プレイに参加できず余っている女優さんも至近距離。ハーレムものは女優さんのコンビネーションが大事というのが定説だが、この子たちにそんな意識はない。
キオ:早く交代しろとか、私の方が気持ちいいでしょとか、ずっとぎゃーぎゃー騒いでるの!
バサラ:俺、古いタイプの男だからさ。かわいくて清純で恥ずかしがり屋の女子が好みなわけよ。
キオ:で?
バサラ:宗旨替えした!ヤリマン肉食サファリパーク最高じゃねーか!
まとめます……まとめられます?
バサラ:ほかのレビューを見ると「ともすればだれそうな雰囲気を乃亜ちゃんが仕切ってまとめている」といったコメントが見受けられる。
キオ:確かに乃亜ちゃんの仕切りは上手かったね。
バサラ:不思議な沈黙とか、目線が泳ぐ場面が時々あるんだ。なぜだかわかるか?
キオ:カンペ見てるんでしょ?
バサラ:おそらくそう。一般的にはマイナスとされることだが、今回は「VR演出論」。つまり、この楽しくてドエロくて自由奔放なオモシロ空間は、全て作り手の意図によって出来上がっているということなんだ!
キオ:そっか。ヘンな間があったのは、指示を受けてるときなんだ。
バサラ:加えて、女優さんたちが自分のキャラ設定をしっかりと理解して、いかにも言いそう、いかにもやりそうなことを演じているんだぜ!
キオ:それは思う!乃亜ちゃんの作品いくつか見たけど、こんなキャラの乃亜ちゃん見るの初めてだもん!
バサラ:まとめよう。この作品の良いところはこんな感じだ。
・最低限の説明にもかかわらず、女優さんの自然な演技でその世界に入り込める。
・女優さんがそれぞれのキャラを理解し、いかにもありそうな言動をしている。
・「修学旅行」「王様ゲーム」という既存のフォーマットを使いながら、新しい世界を作っている。
・接写やプレイ内容など、視聴者の願望を先読みして期待に応える演出。
・女教師の登場、男性教師のガサ入れなど、視聴者をドキリとさせる仕掛けがある。
・チャレンジングなカメラアングル(俺は好き!)
バサラ:つまり、作り手の工夫がひしひしと感じられる!
キオ:うん。わかります。
バサラ:忙しさに追われつつも、日々新しい興奮を生み出そうとするクリエイターの努力。それが売り上げや評価として報われる場合もあるし、そうでない場合もあるだろう。意欲的に挑戦した自信作が、正統な評価を得られないことはままあることだ。
キオ:そうなの?
バサラ:まさに「カリオストロの城」がそう。今や誰もが認める名作だが、公開時は評価が高くなかったんだ。
キオ:へー。バサラDVD持ってる?見てみようかな。
バサラ:俺が好きなのは、ゴーグルの中の世界に気持ちよくまるっとトリップできる作品。そのためには女優さんの魅力が溢れ出ていることが必要。それはやはり、作り手の意図や脚本、演出、現場の雰囲気が大事なのかなあと思う。
キオ:語るねー。
バサラ:だが、これはあくまでいちVRファンの無責任な戯れ言。例えば、俺がいろんな作品に取入れられたらいいのにと思ったクンニのピチャピチャ音。それが苦手だという人もいるんだ。いろんな嗜好、いろんなこだわりがあるユーザー相手に、現状に甘んじず新しい興奮を生み出そうと日々戦っている全てのクリエイターに、心から謝意を送りたい!
キオ:だね!ホントにそう思います!でもさ。
バサラ:なんだ?
キオ:今回絶賛だったけど、不満な点はなかったの?
バサラ:あるよ?
キオ:あるの?
バサラ:なんで若槻さくらちゃん、戻ってこなかったんじゃあ!絶対さくらちゃんともセックスできると思っていたのに!
キオ:これも視聴者の意表をつく仕掛けだね!
バサラ:わざとだろ!絶対、わざとだ!そこは期待に応えてくれてよかったんだってばよおーー!!
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【4KHQ】男子生徒は僕1人だけ!?修学旅行中にヤリマンJ●と強制ハーレム王様ゲーム
葉月りの「初VR 3年間ボクを思い続けていた女友達と宅飲みしていたら、我慢の限界でボクを襲ってきてた!とにかく大量の汗をかくほど激しく動き、大きな胸を揺らしまくって何度も何度も何度も何度も…とにかく激しく突きまくって朝まで何度も中出しさせられちゃったVR」の感想だよ ホーム
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